Gendai Reiki Forum

        
            どこで学ぶか

レイキの系統や、思想、技法など、学ぶスクールによって、さまざまです。


1.レイキは、どこでも同じだと思っていませんか。

霊気療法は臼井先生が創始されたものですが、私たちが学ぶことのできるレイキ法は、臼井先生当時の霊気療法そのままではありません。そのままに近い形で継承しているのは臼井霊気療法学会ですが、学会の受け入れ態勢などから、誰でも気軽に入会するというわけにはいきません。

そこで、近くのレイキスクールやマスターから学ぶことになりますが、大部分が海外から伝えられたレイキで、さまざまな特徴を持っています。海外式レイキは、臼井先生の晩年の弟子であった林忠次郎先生が高田はわよ(ハワイ)に伝え、彼女が育成した22人のレイキマスターが普及させたものです。22人のマスターは、フィリス・フルモトを中心とするレイキ・アライアンスと、バーバラ・レイを代表とするラディアンス・テクニークのどちらかに所属したので、海外式レイキはこの2つの団体のいずれかの流れに属しています。

同じ流れを引いている場合でも、各国に伝わるうちに様々な思想や技法が付加されて、それぞれ異なった形に変化しています。また日本に入ってから、マスターが手を加えたものもあります。その結果、実践しやすい方向に変化したものがある反面、独自性を強調して難解・複雑化したものもあります。

 「何が学べるか」の項で解説したように、レイキエネルギーの純粋性が保たれていれば、技法はそれぞれ違っても問題ないものです。ただし、方向性としては「よりシンプルに」「より効果的に」、そして「愛と調和と癒し」に沿ったものでなければなりません。



2.まず「ウスイレイキ」を学びましょう。

レイキの名称は、海外では一般の認知度が高いため、本来のウスイレイキ(臼井先生を創始者とする霊気療法)以外でも、「○○レイキ」の名で広められているものがあります。
また、レイキを学んだマスターが別のエネルギーと出会い、「あ、これはレイキと同じだ」と直感して、レイキの名をつけている場合もあります。

このように、レイキと呼んでいてもウスイレイキでないものもあります。レイキの発展系と称しているものの多くは、受講資格をウスイレイキを学んだ人(一定以上の終了者)に限定していますので、間違えることはないでしょうが、そうでないものもありますので、よく確認して、最初はウスイレイキを学ぶようにしましょう。
ウスイレイキを学んだあと、それ以外のものを学ぶかどうかは、あらためて考えれば良いでしょう。ウスイレイキ以外のレイキについては、「レイキ、Q&A(Q.1)」を参照してください。


3.系統、思想の明確なところを選びましょう。

レイキは、エネルギーを大切にします。ピュアなエネルギーを伝達してもらっても、意識の低下によって他の低いエネルギーと共振する危険性があるからです。
 「自分自身が受け取り、大切に保持し、伝え続けているものは何か」、それを確認する意味で、海外ではエネルギーの系統が重要視されます。「臼井先生から、どのような経路で自分に到達したか」という、いわばエネルギーの系図です。それを誇りにし、それを自分の生徒に伝えます。(外国のマスターに知り合いがあれば、系統図を見せてもらってください。喜んで説明してくれるでしょう)

海外のセミナーでは「自分の伝えるものに責任を持つ」という意味から、系統説明は常識となっています。同時に、伝えるレイキの思想も大切です。エネルギーは素晴らしくても、使い方(意識の方向性)を誤ると、私利私欲や、願望達成、破壊的なことなどに使いたくなります。愛と調和のエネルギーは、そのような意識に反応せず、別の低い波動と共振することになりますが、本人はレイキを活用しているつもりで、「レイキは願望達成に威力を発揮する」と誤解してしまいます。

海外レイキ以外では、「海外に出なかった、純粋の霊気療法」 とPRするスクールも幾つかありますが、系統を偽ったり、学んだステップ (与えられた資格) を誤魔化して誇大に宣伝するスクールもありますので、気をつける必要があります。
真の価値はエネルギーにあり、エネルギーの純粋性はその人の意識にありますので、あなたと響き合うものかどうか、できれば直接接触して(電話でも)判断してください。


4.あやしくない、おかしくない、むずかしくないものを


たとえば、選ぶときの基準を、次のように考えてみてください。
 @ 納得できない理論、神秘的・奇跡的な体験を強調していないか(あやしくないか)
 A 系統・思想など明確に説明しているか、あいまいな点はないか(おかしくないか)
 B 複雑な理論・技法でなく、日常生活で気軽に実行できそうか(むずかしくないか)


5.その他の確認すべき事項

 @ 最高レベルを終了するまでに何段階あり、費用と期間はどれくらいか。
 A 受講後のアフターフォロー体制(再受講含む)が、整えられているか。
 B 交流会・研鑚会などは、定期的に開催されているか。
 C 自分の系統だけが正しいと、他の系統を否定する考え方はないか。
 D ペンダント、お守り、カード、掛け軸などの使用 (宗教の手法) を強制しないか。
 E 終了後も、完全な独立を認めなかったり、何かの条件をつけていないか。


   


海外の日本人マスター


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