Gendai Reiki Forum

つれづれの記(2014年7月/文月)


 2014.7.10

 台風8号がいま、西日本の南岸を東へ進行中である。
週末の土日がセミナーで、長崎・名古屋・和歌山などからの参加が予定されているため、予報によるとセミナー当日に直撃される可能性が危惧されたが、台風の進行スピードが速まったため、どうやら1日違いで影響はなくなったようだ。
これから進路にあたる各地に、大きな被害が出ないようお祈りする。

 ロシア訪問は、6月18日に自宅を出て成田のホテルに一泊。19日正午に成田空港を出発して、同日の17:10(日本時間22:10)にモスクワのシェレメチボ空港に到着。
 20日(金)~23日(月)はモスクワ。23日夕方~25日(水)はサンクトペテルブルク(ソ連時代はレニングラード)。26日(木)~7月1日(火)はチェリャビンスク(昨春、巨大隕石落下で話題になった工業都市)。
 7月2日(水)の早朝モスクワへ移動して、この日は完全休養日。
 3日の夕方、シェレメチボ空港を出発して4日の昼前に成田着。関東のマスターたちと少しの間交流し、この日は都内に一泊して4日に帰宅。
 以上が、全行程である。

 チェリャビンスクにある現代霊気スクール(名称はロシア現代霊気法学校)を中心に、ロシア各地に数百名の現代レイキ実践者が存在し、どんどん増えつつあるという。家族ぐるみで実践しているところも多く、レイキベビーも多数誕生しつつある。スタートのレベル1は、2週間かけてじっくり習得しているという。

現代霊気マスターもかなりの人数に達しているが、マスターにも2つの段階があり、前期のマスターは「ヒーリングを中心としたレベル1~2だけを教える」ことが出来る。後期のマスターに認定されて初めて「レベル3の精神性向上を指導し、レベル4でマスターを認定する」ことが可能となる。現代レイキの一般的なシステムとは異っているが、精神性を重視する人たちに受け入れられているので、特に問題は生じないと思う。

 今回の訪問では、モスクワとチェリャビンスクで各2日間のセミナーを行ったが、これは芦屋で行っているようなセミナーではなく、すでに習得して実践しているレベルの人を対象に、各レベルの重要なポイントを再確認してもらうための、いわばフォローセミナーというべきものだった。

 前回(2,011年9月)の訪問時との違いは、今回は実践者の方たちとの接触の機会が多かったことだろう。モスクワとチェリャビンスクの、4日間のセミナーを通じても交流できたが、6月30日~7月1日にチェリャビンスク郊外のアルカイムでの一泊合宿は有意義だった。

 郊外と書いたが、アルカイムはチェリャビンスクから約500㎞離れたウラル山脈南部一帯の地域で、紀元前17世紀頃に古代文明(アンドロノブォ文化)が発展した地域である。そこに古代人の居住遺跡や祭祀の跡があり、エネルギーが非常に高い地域だということで、案内してくれることになった。
 標高は2,000mはあるようで、気温は5℃以下、防寒具を無理やり3重に着せられての出発だったが、幼児を含めた参加者は自家用車11台に分乗して出発した。
 白夜で、いつまでたっても陽が暮れず、午後10時を過ぎても太陽は上空に赤々と照っている。空気が薄いせいか、頂上にたどり着くまで、かなり厳しい息切れ状態も体験したが、これもよい思い出となった。

 帰宅した日は、長男夫婦が新大阪まで出迎えて家まで送ってくれたが、その晩孫娘がひ孫を連れてやってきた。可愛いひ孫の顔を見せて、少しでも疲れを癒してやろうという配慮だったのだろう。
 抱いてやると、顔を見て大泣きされてしまった。が、翌日になると人畜無害と見極めたのか、両手を出して抱かれるようになった。

 帰宅の日から5日過ぎたが、溜まっているメールの処理、不在中滞っていたテキストの発送、週末のセミナー準備、やむを得ない外出等で、それなりに多忙が続いているが、体調は極めて良好である。
 歳相応に疲労は溜まっているのだろうが、
疲労は動きながら手離して行けばよいと思っている。

 土日がセミナー、翌週日曜日が芦屋交流会、それが終ると長野飯綱高原の夏季合宿である。
ここで一挙に、疲れのエネルギーを手離してきたいと思っている。
 現代レイキ実践者以外の人も参加OKと聞いているので、多くの皆さんとお会いできるのを楽しみにしている。



                                  


       海外の日本人マスター

                                                        現代霊気ヒーリング協会