つれづれの記(2016年11月/霜月)
                
                
                事務所に来訪したウイリアム・リー・ランド氏と通訳の糀さん
                
♪2016.11.2
                
                 今日は、私の81歳の誕生日である。
                80歳は傘寿といわれるが、81歳は半寿(はんじゅ)または盤寿(ばんじゅ)ともいう。
                「半」の文字を分解すると八十一になるので(八は下開きなのに、半は上開きだが)昔の人は、このようにこじつけたものらしい。
                
                 盤寿は、将棋盤のマス目が9×9=81であるところからの発想だったようだ。
                半寿も、盤寿も、辞書に載っている言葉なので、社会認知を得ている呼称らしい。
                82歳以後も、毎年名前がついているかと思って調べてみたが、次は米寿(88歳)まで見当たらなかった。
                米寿の次は、1年おいて卒寿(90歳)となっている。
                
                 このように、言葉遊びのようなことを考えてみたが、81歳といっても特別の感慨はない。
                ただ、昨年10月中旬にスペインを訪問したときまでは問題なかったが、80歳が人生の大きな節目だったのか、傘寿を祝ってもらった後、私も家内も体調が低下してしまった。
                
                 といっても、寝込むほどのことはなく、セミナーも交流会も、私の役割と取り組んでいるときは、問題なく進められるのだが、そのあとがスッキリせず、疲れが残ってしまう。
                 それに合わせたように、家内も膝が痛くなって歩くことが出来ず、当時は車椅子の生活も覚悟したほどで、それにヘルペスの痛みが重なって、大変な苦痛だったらしい。
                
                 しかし、それも徐々に回復して、現在の体調は、歳相応ながらまずまず良好である。
                先月は、海外から9ヶ国の現代レイキ実践者を迎えて国際行事が行われたが、とくに体調の低下もなく、この調子なら、少しずつ仕事の軽減を図りながら、ここ当分は私の役割を継続できそうである。
                
                 私の役割とは、いうまでもないが、何かのイベントをすることではなく、現代霊気法そのものを進化させ続けること。
                そして、国内海外から来訪するレイキ実践者に、臼井先生の真実と教えを、出来る限り分かりやすく伝え続けること。
                15年~20年前に伝授した国内海外のマスターたちが、学びに来てくれるのも嬉しいことで、継続していることの意義を感じている。
                
                 伝授した人を追いかけてのフォローなどは出来ないが、求める人には繰返し学んでいただける体制を整えている。
                今回の国際行事も、きっかけは、再受講者を含めて海外から学びに来る人たちを迎えることから始まった。
                また、私の日常作業の大部分は、レイキを学んだ人からの質問に答えることに費やされており、これも大切なフォローの一環と考えている。
                 質問者が答えを待っていることを考えると、出張中のホテルからでも、移動中の新幹線の中からでも、たとえ深夜であっても、返信することが多い。
                 いままで質問に答えたボリュームは、数冊のQ&Aの本が出版できる量にのぼると思われる。
                
                 一方、NPO現代レイキの会は、会員のために存在している。
                会員自身の向上のための研鑽、会員相互の親睦、会員マスターの活動の場を広げるためのレイキの社会的認知活動など。役員たちは本業を持ちながら、ほとんどボランティアで、休みなく活動されている。
                 その上、海外との交流が進んでその対応が必要になり、セミナー用テキストの共通化にも取組むなど、NPOのスタート時には予測していなかった仕事も加わって、事務局は大変な業務量を抱え込んでいる。
                 その業務量は、毎回の国際行事の前後には、ピークに達するので、大変だと思われる。
                
                今後、国際行事が頻繁に行われるとは思わないが、次回以降、芦屋セミナーのために海外から来日される場合には、交流会を含めてすべてこちらで対応することが、NPOの負担軽減につながるかも知れない。
                 これは、今後の検討課題となる。
                
                
                 10月24日(月)、アメリカのウイリアム・リー・ランドさん一行が、私へのインタビュー・ビデオを収録するため、4人で来訪された。彼はカルナレイキの代表者として知られているが、2,002年にカナダのトロントでのマスターセミナーに参加し、現代霊気マスターでもある。
                 また2,014年に、彼の出版社から私の著書「癒しの現代霊気法」改定版(英語版)が発行された縁もある。
                
                 通訳は、改定版の英訳を2年以上にわたって担当してくれた糀ふみさん。
                ビデオ収録の後は、同席していたオーストラリア在住の田村ゆきさんが、ウイリアム・ランドさんに逆インタビューした。
                これは英語でのやり取りなので、日本語の字幕などを入れて編集し、公開される予定。
                 ウイリアム・ランドさんの私へのインタビューは、彼の発行しているレイキニュース・マガジンの映像版として公開され、NPOにも提供してくれることになっている。
                 
                 ウイリアム・ランドさんとは2,002年以来の再会で、インタビュー終了後は家内も加わり、8人で芦屋近くの日本食の店に行って懇談した。
                
                 4日から7日まで、九州を訪問することになっている。
                鹿児島と福岡の交流会で、皆さんとお会いできるのを楽しみにしている。
                
                
                
                
                                      
              
                
                
                       