Gendai Reiki Forum

レイキ Q&A(part 2)
 
                               
このページは、実際に寄せられた質問に基いて構成したものです。

Q1.現代霊気法では、「意識」について次のように言っています。
@高次元のレイキ波動を受け取るために、意識波動を高めよう。
Aヒーリングのときは、意識や念を使わないようにしよう。
どちらも意識という言葉を使っていますが、「意識波動」の意識は、「意識や念を使わない」こととどう違うのでしょうか。


A1. 「意識」は、心の働き (思考・感覚・感情・意志などを含む) の総称で、その人自身の精神的レベルや状態を表します。
@ 「意識波動」は、その人の精神性の水準と状態を示すもので、「レイキは人の高い意識と共鳴する」ため、意識波動がどの水準にあるかによって、どのレベルのレイキ波動を受信できるかが決定されます。「意識波動を高める」「意識波動が下がる」…というような使い方をします。
A 「ヒーリングに意識や念を使わない」 という場合の意識は、水準や状態のことではなく、「心の働きそのものを使わない」という意味を示します。霊気ヒーリングは 「大宇宙の愛と調和の波動を受信し、それを中継することによって行う」 ので、自分のエネルギーは一切使いません。その反面、自己のエネルギーを使うヒーリングでは、心の働き (意識集中、念力) をフルに使います。


Q2.ヒーリングする場合、相手に良くなってもらいたいと思うのは当然で、自然に意識を使ってしまいますが、「ヒーリングに意識や念を使わない」というのはなぜですか。

A2.「良くなってもらいたいと思うのは当然」ですが、「意識を使ってしまうのは当然」ではありません。「良くなってもらいたいからこそ、余計な意識を混入させず、大宇宙のエネルギーを信じて全託する」のです。
意識を使うのは、「自分がレイキの通路になって、誰に、何のためにエネルギーを中継したいのか」というところだけで、ヒーリング中は 「何とかしてあげたい」 「早く良くなってもらいたい」 という思いすらも余計です。(意識を使うのは、「レイキの力だけでは不足だから、私が手伝ってあげなければ」 といっているのです)

意識集中や念力を使い出すと、レイキの流れる回路は閉じ、自分のエネルギーを送り始めます。もちろん、それが良くないといっているのではなく、「共に癒される」という霊気療法から離れてしまうということです。


Q3.現代霊気法では「ヒーリングの前に、対象と目的にきちんと意識を合わせる」としています。そして「この方の魂が光り輝きますように」とか「調和を取り戻されますように」などは良いが、「痛みが取れますように」「病気が治りますように」など、病気や症状の改善に意識を合わせてはいけないと教えます。病気が軽くなるようにと願うのが、なぜ良くないことなのか、理解できません。病気は本人がつくっているので、思い切り苦しんだ方が良い、ということでしょうか。

A3.病気は「バランスが崩れているので、生き方(思考・行動)を変えなさい」というシグナルで、間違った生き方を罰するものではありません。したがって、長く苦しんだ方が良いということはありません。病気や苦しみを伴う症状は、決して調和された状態ではありませんから、それを軽減するためのヒーリングも、愛と調和の実践には間違いありません。
ただ、シグナルである病気や症状の解消を目的とすると、「バランスを整えて本来の健全な自己を取り戻す」という本質とは無関係に、病気や症状の改善をもって目的が達成されたことになります。例えば、火事が発生して警報機が鳴り響いているとき、警報機の作動だけを止めて火事に対応しなかったら、被害はどんどん拡大して行くでしょう。つまり「警報機を止めてはいけない」と言っているのではなく、「警報機を止めることで終わりにしてはいけない」ということです。



Q4.初めてレイキセミナーを受講する場合、能力の高いマスターから受けた方がよいという人がいる反面、あまり関係ないという人もいて迷っています。回路を開くマスターによって、霊気の能力や質に変化は出るのでしょうか、それとも伝授(霊授やアチューンメント)を受ける側の器や霊性によるところが大きく、マスターは関係ないのでしょうか。

A4.「伝授によって、霊気エネルギーの回路を開く」というのは、一般の人に理解して頂くための便宜的説明です。伝授は「内在しているが、機能させていない能力を目覚めさせ、活性化させるシステム」です。もともと存在しないところに新しいシステムを構築するのであれば、マスターの能力によっては失敗す ることもあるでしょう。そのような心配がないのは「使われていなかった機能を使える状態に整備し、スイッチオンにする」に過ぎないからです。

ここに、 FM電波の受信装置があるとします。
長く使っていなかったので、スイッチがさび付いて音楽を聴くことが出来ません。(これは、霊気エネルギーを受信できなくなっている状態と同じです)
そこで、技術者に調整して貰います。もともと優れた装置なので、少し手を加えれば聴くことができるようになります。(この調整が、マスターによる伝授に相当します)
優れた技術者(マスター)は、「聴きたい音楽にキチンとチャンネル(波長)が合うように」調整してくれますが、レベルの低い技術者は「音楽は受信できるが雑音だらけ」ということになるでしょう。このように、伝授を受けた直後の状態は、マスターによって差が生じることは否定できません。

では、伝授を受けて1ヵ月後の状態を、検証してみましょう。
Aさんは、優れたマスターから完璧に調整しても らいました。しかし、イライラしたり、腹を立てたりすることが多く、その度に少しずつ受信装置のバランスが狂い始めました。霊気エネルギーは、人の高い意識に共鳴する性質を持っています。意識が下がると、愛と調和の波長に合わなくなり、意識に見合った低レベルの音楽(雑音だらけのもの )を受信してしまいます。
Bさんは、免許取立ての新米マスターから伝授を受けました。何とかエネルギーは受信できますが、別のエネルギーも混入しており、純粋の霊気とは言えないようです。しかしBさんは、心を安らかに保つよう心がけながら「霊気によってすべてが調和に導かれるように」という思 いを持って、ヒーリングを実践しました。これによって霊気との共振度が高まり、エネルギーはどんどんクリアになって行きました。伝授を受けた直後に比べ、 1ヵ月後の2人の状態は逆転してしまったのです。
このように、マスターは受信装置を整えますが、将来に亘って性能を保証するものではありません。「回路の開通はマスターの責任」「維持向上は本人の責任」ということになります。回路の開通はマスターの責任である以上、伝授の時点では「伝授を受ける側の器や霊性のレベル、その時点のコンディション」は無関係で、霊性のレベルが関わるのは回路開通後と考えてください。



Q5.私は、現代霊気法ではありませんが、セカンド(レベル2)を終了しています。その直後から、ネガティブな気が私の中に入ってくるのを感じるようになりました。何かの機会に、その先生に質問したのですが、「セカンドのセミナーの後は敏感になり、ネガティブな気を拾いやすいので、できるだけ鈍感になるように心がけ、低レベルなものと合わせないようにして、レイキシャワー技法などで払うように」という回答でした。

A5.レイキのセミナーを受けて、ネガティブなものを拾いやすくなることはありません。そうだとすれば、レイキでないものを受け取っていることになります。エネルギーに対する感覚が鋭敏になることは事実ですが、エネルギーを感じることと、それを受け取って苦しむこととは、別次元の問題です。セミナーは、その真実を理解するためにあるわけです。


Q6.現代レイキでは「一家に一人、レイキヒーラーを」と推進されていますが、レイキを誰にでも伝えてはいけないような気がするのです。伝えるのは、良識のある人、愛の心を持った人、目的を持った人など、愛の波動を使うに相応しい人だけに伝えるべきではないでしょうか。いくら「無心に手を当てるだけ」「レイキのピュアな通路になるだけ」といっても、意識を入れて誤った使い方をする人が出てくると思うのです。


A6.「自分が通路になって、愛と調和の波動を、縁ある人たちに中継したい」という気持ちがあれば、誰でもヒーラーになれます。特別な人にしか出来ないということはありません。私たち自身が、宇宙の愛の波動によって生かされています。それに気づき、宇宙との響き合いを高めていけば良いのです。ピュアになれるのは、実践の結果です。自分の意識で「レイキを、宇宙の愛と調和の意思に沿って使いたい」と選択すれば、今の自分のままで活用することが出来ます。
愛と調和のレイキ波動が、ますます必要な時代になってきました。そのため、
従来は 「一家に一人、レイキヒーラーを」 と言っていましたが、現在は 「家族揃って、レイキヒーラーに」 と言っています。


      
 


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