Gendai Reiki Forum


つれづれの記(2006年睦月)


明けまして、おめでとうございます。
本年が、皆様にとって良い年でありますよう
お祈り申し上げます。


2006,1,5

 元日は自宅で雑煮を祝い、2日から猪名川町のスタジオで過ごした。
スタジオは比較的広く、子供や孫たちが集まっても大丈夫なので、昨年の正月からここでゆっくりすることにしている。
 数えてみると、我が家は家内と2人だが、長男のところが2人、次男のところが4人、長女のところが3人で、全員集合すると11人となる。

 ただし、長女一家は年末から北陸へスキーに出かけ、そのあと勝浦温泉へ行くというので今回は参加せず、十日恵比寿の頃に新年挨拶にくるという。したがって、参加者は総員8名となった。
 その中での人気者は、何といっても2歳の孫娘である。写真のように、卓球の福原愛ちゃんに似た子で、いつもニコニコして昼も夜も機嫌がよい。

 ときどき両親と遊びにくるものの、休日は殆ど私がいないので、孫といっても余り馴染みがない。
以前、抱っこしようと両手を差し出したところ、大泣きされた記憶があるだけだが、今回はなぜか私の傍を離れない。
 休みの間に、セミナーの資料作りや、明治天皇の御製解説などに取りかかろうと、資料をゴッソリ車に積んで持参したのだが、こっそり書斎に入ってドアをロックしたとたん、ドンドンとノックされてしまう。パソコンに向かっていると、キーボードを勝手に叩かれるので、作業が出来ない。(写真は、私の帽子を取り上げ、自分がかぶって悦に入っているところ)
 
 機嫌の良いのを叱るわけにもいかず、「正月くらい、ノンビリせよ」ということだと理解して、作業は諦めることにした。
どうも、昨年の新著を書き上げるために、寸暇を惜しんでパソコン作業をしたのが習慣になり、息抜きが出来にくくなっていたようだ。
 お蔭で今年の正月は、無意識にためこんだ緊張を、手離すことになった。

 今日5日は、仕事始めのところが多いようだ。
しばらく暖かい日が続いていたが、今日から寒気も戻ってきた。
 皆さん、風邪にはくれぐれもご注意を。


2006,1,16

 1月も、今日から後半に入った。
昨日(15日)は新年の初交流会だったが、先日までの寒さが嘘のように、3〜4月の暖かさだということだった。 
 この2、3ヶ月は少し出足が良くなかったので、10年を過ぎてそろそろマンネリに入ったかと思われ、以前と違って各地で交流会が盛んになってきたので、まずは隔月にして徐々に回数を減らしてもよいと思っていたが、2年ぶり、3年ぶりという方たちが、思い出して参加してくださるのをみると、やはり継続することに意味があり、私が健康な限り続けなければならないと思う。今月の参加者は50人弱、うち現代レイキマスターが15人余りだった。

 交流会のあと、午後5時半からJR芦屋駅前の「ホテル竹園」で出版記念会が開かれ、約50人の参加者とともに楽しいひと時を過ごした。交流会に続けて参加された方もあるが、記念会だけの参加も多かったようだ。
 ここでもまた何年ぶりかの出会いがあり、東京や香港から駆けつけられた方もあって、参加者同士の旧交も温められたと思われる。

 今回の「レイキ 宇宙に満ちるエネルギー」の出版記念会は、関東と関西でそれぞれ開催していただいたが、前著「癒しの現代霊気法」のときは、関西だけで行われた。
 日中は大阪市中央区谷町の岡嶋道場 (現代レイキヒーリングセンター大阪) で交流会と出版記念講演会、夕方から大阪駅前第3ビル地下のインド料理店で記念パーティーが開催された。このときは、現代レイキを学んだ方はまだ少数で、スタートしたばかりのレイキワン協会のメンバーや、岡嶋道場でアヒムサ健康法を学んでいた人たちも参加されて、それなりに賑やかだった。 
 当時の写真を見ると、元就出版社の浜社長や、レイキワン協会の青木会長の顔も見える。前著と新著の間には7年半の時間が経過しているが、両方の出版記念会に参加された方は2、3名というところだろうか。
 今回の記念会に参加していただいた方たちの顔をみて挨拶をしながら、移り変わる時の流れを感じて、それなりの感慨に浸った。


2006,1,26

 今年最初のセミナーは、21日(土)〜22日(日)に行われたが、12月のセミナーと同じように寒い日だった。
予報では積雪があると言うので、遠地からの参加者定者の中で何人かのキャンセルが出ると予想していたが、風邪のため前日に参加延期を決めた人と、1日目の夜発熱 して2日目の参加を断念した人の2人だけだった。

 12月に入って以来、南国といわれる地域でも降雪があり、全国各地で何十年ぶりという大雪や、観測史上最高の積雪量など、記録ずくめの寒気に見舞われた。
 しかし、「今年は20年ぶりの寒い冬」 と予報を変更したものの、11月に発表した3ヶ月予報では 「今年は暖冬」 と予想していたのだから、いかに先読み(予測、予想、未来予知など)が困難かということが分かる。

 セミナーが終った翌日の23日、芦屋は早朝から花びらのような雪片が舞い、うっすらと雪景色が見られた。
僅かな降雪だったので、日がさすとともに跡形もなく消えてしまったが、メールによると、関東からセミナーに参加した方が、積雪の中を鞍馬へ登山したという。寒さはもちろんだが、積雪の鞍馬は歩きにくかったと思われる。

 毎年、「年末から鞍馬山で瞑想して新しい年を迎え、何日かの新年瞑想を終えて帰宅する」 という人を知っているが、すごい人だなと感嘆するだけで、横着な私には真似が出来そうもない。
 何しろ鞍馬山へ登る場合でも、 「雨が降ると足元が悪いから、本堂までにしておこう」 という考え方なので、真冬の鞍馬山上で数日間の瞑想など “想定外” である。
 そういえば現代霊気法は、 「厳しい修行 (肉体行) などせずに、通常の日常生活の中で、安らかな境地を得たい」 という動機でスタートしたものだった。
 もちろん修行には修行の良さがあり、肉体の苦痛は伴っても、それによって心の安らぎや喜びが得られれば、素晴らしいことだと思う。

 私は 「心が喜ばないことはしない」 という考え方だが、どのようなときに心が喜ぶかは人それぞれで、こうあるべきだと決め付けるのは難しい。また、心が喜ぶということを、単なる快感、心地よさと理解することもできない。
 よく、「体の欲しがる食べ物が、その人にとって必要なものだ」 といわれるが、それは心身が正常に整っている場合にあてはまることで、「不健康な状態であれば偏った食事を欲しがる」ので、単純に「体の好むものを食べればよい」というものでもない。同じように、「心が喜ぶ」 ことを選択するには、心をよく整えておかなくてはならない。精神性向上が必要な所以である。

 今回のセミナーに参加された静岡県焼津市の加藤さん・見崎さんが中心になって、 「静岡現代レイキ交流会」 を 4月9日(日)に開催されることになった。 4月16日(日)の芦屋交流会のあと、スペイン(マドリード)を訪問することが決まり、この月はセミナーを計画していないので、最初の静岡交流会に参加を予定している。
 これで、交流会が定例化されている関東・関西の中間に、静岡・名古屋が加わり、太い線で結ばれることになる。ときどきは、北陸・長野にも出かけることを検討してみたい。
 あとは北海道・東北・四国・中国・九州というところだが、これからの地域が多く、まだまだ先は長い。
急ぐことはないが、各地に 「NPO法人現代レイキの会」の支部がスタートして、地域の交流会が盛んになることを期待している。



                                   


         海外の日本人マスター

                                                       現代霊気ヒーリング協会