Gendai Reiki Forum


つれづれの記(2006水無月)


2006,6,2

 昨日から、6月に入った。
インドネシア・ジャワ島中部地震は、現時点で死者6,200人を超え、阪神大震災の死者6,434人に迫る大惨事となった。阪神大震災を体験した者として、遠くの国の出来事とは思えず、現地の情報が届くたびに心が痛む。被災者の方々の救援と、一日も早い復興を祈りたい。

 高齢化社会の声を聞いて久しいが、65歳以上の高齢者が総人口に占める割合(高齢化率)は20.0%となり、国民の5人に1人が高齢者であることが確認された。高齢者の定義を、65歳から70歳に引き上げようという提言もあるが、それで高齢者の比率が下がったとしても、実態が変わらなければ意味のないことと思われる。

 高齢者を介護するのは同居家族が多いが、介護者の4人に1人が「うつ状態」といい、介護する人もされる人も高齢者の「老老介護」も少なくない。そのうちの30%以上が、死にたいと思うことがあるというから深刻だ。
 老老介護では、介護者の心身への負担は大きく、体調不良を感じている人が50〜60%にものぼる。介護者が、寝たきりになることも珍しくないそうだ。

 阪神大震災の影響が残る神戸では、さらに事態は悪化している。
神戸医師会の調査で、「在宅の寝たきり患者を抱える世帯のうち、70歳以上の患者を70歳以上の家族が介護しているケースが25%を占める」という実態が確認された。介護を担っているのは大半が女性で、70歳以上が約30%、その殆どが自分も介護保険の要介護認定を受けている。

 家族の負担軽減のために、「訪問介護、訪問リハビリ、ショートスティ」の要望が高いという。
レイキ関係者の中にも、この一翼を担っている方がおられると聞き、頭が下がる思いだ。海外でも、ホスピスや要介護の寝たきり患者に対するケアは、レイキヒーラーの重要な活躍の場となっている。

 まもなく、日付が変わろうとしている。
3日に上京し、4日の午前中は「NPO法人現代レイキの会」の第1回定期総会、午後は「現代レイキ交流会」に出席する。総会では、会員の皆さんの声に耳を傾け、交流会では、高いエネルギーの場を楽しみたいと思っている。


2006,6,10

 8日前後に梅雨入りした模様だというが、今日は阪神地方は朝から快晴である。
外れることが多いせいか、近年は気象庁も、梅雨入り・梅雨明けを宣言しなくなった。家内は、先日から友人たちと海外旅行に出かけて留守なので、スタジオで一人のんびりしている。
 少しまとまった作業を抱えているが、オアシスへ出かけなくても、ここで能率が上がりそうだ。というと、いつも仕事の邪魔をされているようだが、そうではない。九官鳥がいるので、いつものようにオアシスへは行けないが (長く留守に出来ないが)、一人だけのマイペースの環境も、悪くないということだ。

 会話が弾んでいると、「それはねぇ、アノー…」 と九官鳥が必ず割り込んでくるが、私だけだと何も話しかけてこない。一人のときはテレビのスイッチを入れないので、車の音や電話のベル音などの物まねもしない。
 ただ、出でかけるとき、「よーちゃん、行ってきま〜す」 と声をかけると、 「ハーイ」と機嫌よく返事をするときもあれば、黙っているときもあり、もう一度言うと 「やっかましいねー」 と不機嫌そうな声が返ってくることがある。鳥のことなので、覚えているコトバの一部が反射的に出てくるだけだと思うが、その場の雰囲気にピッタリのこともあって面白い。
 帰宅したときは、エレベーターを降りた時点で家人かどうか分かるらしく、 「お帰り、ただいま」 「お帰り、ただいま」 と繰返し言い始める。 「お帰り」 と 「ただいま」 をセットにして覚えているのは正解だが、それぞれ言う人が違うとは理解していない。

 4日(日)の午前中に 「NPO法人現代レイキの会」 の第1回定期総会があり、午後は定例の 「関東現代レイキ交流会」 が開催された。
 NPO法人の定期総会では、前年度の活動実績報告と決算報告、さらに新年度の活動計画案が承認されたが、すでに80名を超える方たちが入会されていることを知り、心強いものを感じた。
 午後の交流会には、HPを見て関心を持って参加したという方も多く、77名の参加者が有意義なひと時を共有した。


                                   


         海外の日本人マスター

                                                        現代霊気ヒーリング協会