Gendai Reiki Forum


つれづれの記(2007文月)

2007,7,4

 今朝は、数日ぶりの雨である。
午後になって上がったが、少し風が強くなり、6階の窓を開けておくと資料が飛んでしまうので、カーテンを閉める。
正午現在の気温は28.9℃、湿度は65%。今年になって、まだエアコンは使っていないが、ちょっと蒸し暑さを感じたので除湿のスイッチを入れる。

 ここ数日、戸建とマンションの間を、日に2、3回往復している。
家内はマンションが気に入っていて1日の殆どをここで過し、戸建には神棚と仏壇の掃除や、植木の水遣りに行く程度だが、レイキ関係の多くの資料が戸建においてあるので、私はそちらでの作業が中心となる。
 徒歩5分程度のところなので、どちらにしても大したことはないと思えるが、居住の場と、仕事の場が異るのは、区切りがついて悪くない。

 戸建には、セミナー用のテキストや諸資料、ファイル類、著書の在庫もあり、印刷物だけでもかなりの量になる。
パソコン1台とプリンター3台、買っただけで使われていない逆さぶら下がり機、乗馬、各種健康機などもある。
 このほか、電話機やFAX、ベッド、冷蔵庫など揃っているので、仕事に疲れると音楽を聴いたり、遅くなればここで眠ることもあったが、最近はパソコンが老化現象を起こして、作業効率がすっかり低下してしまった。

 マンションに私専用のPCが2台あるので、1台を戸建に移して使用することにしたが、マンションで問題なく使用できていたインターネットが、戸建ではつながらない。
 パソコンの不具合かと思い、マンションに持ち帰ると極めて好調である。どうも、戸建のインターネット設定に問題が生じているようだ。とりあえず、必要に応じて両者間を往復し、作業に支障のないようにしているが、そのうち整備しなければならない。

 9月下旬に訪問予定の オーストラリア向けの資料作成があり、今月は遠地に出かけないことにしているが、このところ15時間以上パソコンに向かって作業する日々が続いている。しかし、5月から6月初めにかけて続いたような、睡眠時間2、3時間ということはなく、体調も非常に良い。
 今後の予定は、今週末の7日(土)に 「NPO法人現代レイキの会」 主催の交流会(大阪)、15日(日) に芦屋交流会、 28日〜29日がセミナー、この間に幾つかの作業と、私的な用件が入る。

 8月上旬は、北海道の現代レイキ交流会に参加することになっている。
8月3日(金)の夕方札幌入りし、4日(土)の午後「旭川交流会」、5日(日)の午後「札幌交流会」に参加して、6日(月)に帰ってくる。
 北海道の現代レイキマスターとの再会や、レイキ実践者の皆さんとの交流を、心から楽しみにしている。


2007,7,13

 「大型で非常に強い」という形容詞のついた台風第4号が、沖縄を暴風域に巻き込んで北上しつつある。
明日14日の昼ごろには九州南部に上陸または接近し、15〜16日にかけて西日本から東日本の太平洋沿岸を北上する見通しで、15日の交流会はかなり影響を受けそうな気配だ。

 先月に続き、今月の交流会場が、小さい室しか確保できなかったことは、先月のつれづれの記に書いた。
「7月も、あまり参加者が多くないと予想している」と書いたが、台風が直撃する日に当るのでは、参加者が少なくて当然だろう。あるいは参加者ゼロかも知れないが、それはそれでよい。中止は考えていないので、どのような結果になるか、楽しみである。

 フランスの岡本昌美さんから、芦屋交流会のあと、会場で記念撮影した写真が届いた。
なかなか良い雰囲気の写真なので、当日参加され方で希望があれば、メールに添付して送ることにしたい。

 北海道現代レイキ交流会(旭川・札幌)の会場が決まったという連絡があった。
あまりHPやブログなどを活用せず、口コミ中心でPRしておられるようなので、このサイトで簡単にアップした。現代レイキマスターのMLを管理している永島さんから、「問合せがあるので詳細を教えてほしい」というメールが何度も来るが、これ以上の情報は私も持っていない。

 芦屋以外の交流会は、私の主催ではない。
私は主催するマスターたちをサポートする役割なので、あくまでも受け身である。何も求めるものがないから、完全に任せることが出来る。 仮に準備不足で、参加者がなかったとしても、マスターたちの元気な顔を見て、食事をしながら質問があれば答え、なければ楽しい話をしてひと時を過ごせば、それで十分なのだ。
 ただ、私はそれでよいが、マスターたちがそれで満足するとは限らない。やはりある程度の参加者があり、そこから新たな交流が始まり、それが今後の活動につながって行くというのが理想だろう。

 レイキを学んでも、次から次に新たなテクニックを求める人もいるが(勿論悪いことではない)、私は今まで身につけたものをどんどん手離しつつある。
 レイキの調和の波動と響き合いながら、起ることをただ見、ただ感じて、変化を楽しんでいる。 流れに任せて生きることが、このように楽しいものと知ったのは、それほど古いことではない。


2007,7,17

 大型台風と強い地震で、日本列島を震撼させた3連休が終わり、新しい週が始まった。
まもなく梅雨明けを迎えるだろうが、この2週間は参院選で何となく慌しい日々が続く。投票日の29日は、セミナーを予定しているので、明日にでも不在者投票を済ませることにしたい。

 14日は、雨戸に吹き付ける強風と雨音で、午前5時に目覚めた。この時点での予報は、 「台風第4号は15日に近畿に最も接近する見込み」だったので、15日の現代レイキ交流会は、暴風雨の中で開催する可能性が大だった。
家内が参加する予定だった集会も、すでに中止の連絡が入っている。そこで、HPの表紙に 「台風が接近していますが、交流会の中止や延期はありません」 と告知した。参加者は2、3人かも知れないし、もしかしてゼロかも知れないが、それはそれで良い。参加申込みは不要としているため、当日にならないと誰が参加するか分からないので、連絡の取りようもない。

 15日は、予期に反して快晴だった。
前夜から友人たちと食事に行き、帰宅は午前3時をまわっていたが、その間に台風は足早に東日本へと向かい、15日は早朝から (わずかに強風の名残りはとどめていたものの) 願ってもない好天に恵まれていた。

 交流会は予定どおりに開催した。
会場の窓の外には青空が広がり、芦屋川畔の樹木の緑が陽光に照らされて、まばゆいばかりである。
 参加者は、私を含めて36人で、40名定員の室にぴったりだった。参加者の内訳は、男性22名、女性14名。いつもは女性の参加者が多いが、3連休中なので、かえって主婦は外出しにくいのだろう。

 九州から、「台風に背中を押されながら来ました」という男性が参加された。もちろん別の用事があって上阪され、知人と一緒に参加されたものだ。
 また、8月4日の旭川交流会の世話役を引き受けている熊谷マスターが、「京都の友人のところに来たので、旭川交流会の参考にしたい」 と顔を出してくれた。

 5日の深夜、大量吐血して入院していた下田兀兀さんが、和歌山県田辺市から、2人の子供さんとともに元気な姿をみせて、皆さんを安心させた。洋式便器7杯の吐血で、最低2週間の入院と聞いていたので、当分交流会への参加は無理だろうと思っていたので、その生命力の強さに感心した。
 このような緊急時にも、レイキは大きな力になってくれたということで、それはそれで素晴らしいが、平素からレイキとの響き合いを高め、不調和な状態を招かないことが大切だ。兀兀さんも、今回のアクシデントから、大きな学びを得られたと思われる。

 交流会終了後は帰りを急ぐ人が多かったので、恒例の懇親会も、今回は6人 (男4人、女2人)だけ の参加となった。
いつもの 「村さ来」 か 「白木屋」 に立ち寄る予定だったが、グルメの辻見さんが新しい炉端焼きの店を見つけて、ここに立ち寄ることになった。芦屋には洒落た店や、ユニークな店も多いのだが、日曜日に開いている店は少ないので、自然に前記の2店にしぼられてしまっている。その点、辻見さんは独自のセンサーで、いろいろな店を見つけてくる。それは有難いのだが、とんでもなく高い店だと、支払い時に慌てる人が出てくる (笑)。
通常2〜3,000円の予算のところ、8,000円かかったこともあるので、どうかなと思われたが、女性3,000円、男性5,000円で収まったのは、まずまずというべきか。(この男女別の負担比率は、その店の若い主人が提案してくれた)

 辻見さんは鍼灸師であり、気功師であり、整体師でもあって、最初の 「3人の現代レイキマスター」 の1人である。
治療家として経験豊富で、エネルギーに対する感覚も鋭く、実践的な活用実績は学ぶべき点が多い。ただ、辻見さんは治療家であり、私は治療家ではないので、当然ヒーリングのアプローチは異っている。それは分っていても、私のレイキ活用法 (レイキは病気治しが目的ではないという認識) を、治療家としてみると生ぬるいものに感じられるのだろう。

 この日は、酒が入った気安さからか、女性たちとの会話の中で 「土居さんは能力がないから」 と言われたことに関心をもち、面白いと思った。何の能力かの説明はなかったが、治療能力がないという意味だとしたら、そのとおりである。私は人に内在する無限の力 (免疫力も自然治癒力も含まれる) を、レイキによって引き出すためのサポートをするだけで、治療しようなどと考えていない。また、超能力 (特別な能力) がないという意味だとすれば、これもそのとおりである。超能力など必要ないし、求めてもいない。辻見さんが指摘してくれたように、能力のない人間が、「レイキの恩恵により、不調和な波動と共振することなく、普通の人として、安らかな生き方ができる」 とすれば、それが最高だと思っている。 私の構築した 「現代霊気法」 は、まさにそれを目指しているからである。

 ここに書いたのは、不満を感じたからではない。 辻見さんの言葉をヒントに 「レイキについての理解も、活用の仕方も、人によって異るのは当然だし、それはまた変化するものなので、他の人のやり方や能力をどのように感じたとしても、それはそれでよいのだ」 と、あらためて認識したので、題材として借用した。



                                      


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