Gendai Reiki Forum

つれづれの記(2010年10月/神無月)


 2010,10,5

 あっという間に9月が過ぎ去った。
「つれづれの記は、葉月(8月)のままですね」 10月2日 (土) 〜 3日 (日) が芦屋セミナーだったが、終了後の懇親会に参加したNPO理事の田口さんに言われて、更新していないことに気がついた。

 あまり読む人はいないだろうから、問題ないとは思っているが、「つれづれ」 とは “することがなくて退屈なこと。 手持ちぶさた” と辞書にあるように、つれづれの記は義務的に書くものではないので気は楽である。

 それにしても、9月はそんなに忙しかったかなと振り返ってみる。
4日〜5日がセミナー。 海外から依頼されていた原稿を2つ書き上げて送信。 11日は鞍馬温泉での体験会&交流会に出席し、終了後は京都泊。 19日が芦屋交流会。 27日〜29日に上京して工藤脳神経外科クリニックの記念講演と2つの懇親会に参加。
それ以外には、毎日のメール処理。 スペインの通訳を担当してくれる小南さんの依頼で訪問時の資料作成。 テキストの修正原稿作成。 それに、個人的なお付き合いが若干 … といった程度である。 このうち、10数年ぶりとなるエッセンシャル版テキストの修正に、かなりの時間を割いたことに気づいた。 (これについては、あらためて説明しておきたい)

 ところで、スペインへの出発が2日後に迫ってきた。
7日の早朝、関空を出発して同日の夜マドリード着。 
翌8日に国際交流会。 9日〜10日がマスター対象のセミナー。
http://www.alianzadereiki.eu/
11日〜12日はマドリード北西のパレンシアで開催されている 「現代レイキ実践者の研鑽会&交流会」 に参加。
http://www.gendaireiki.or.jp/gathering_j.html
13日の早朝にマドリード空港を発ち、14日に関空へ帰ってくる。

 3月のイタリア (トリエステ) 、6月のカナダ (トロント) 訪問は比較的ゆったりした日程だったが、今回は同行の百天さんの都合もあるのか、やたらに忙しい。 到着日の翌日と、帰宅日の前日位はゆっくりしたいものだが、手配は任せているので止むを得ない。その分、帰国してからのんびりすることにしたい。といっても、仕事が待っているので、のんびりできないことは分っているが(笑) まあ、目の前の仕事を一つひとつ処理するのが、私の役割なのだろう。


 2010,10,24

 帰国してから、早くも10日間が経過した。
スペインから14日に帰国して、17日が芦屋交流会。 出発から帰国まで1日も休みがなく、その後も引き続き慌ただしく過ごしているため、時差ぼけが残っているのかいないのか、判断がつかない(笑)
ということは、残っていないということなのだろう。

 スペインでの日程は、出発前に予定されていたとおり。
8日の交流会は、参加者が約80名。一応、日本国内で開催しているやり方に準拠して、進め方を通訳の小南さんと打合せしていたのだが、開催直前になってアントニオさん(スペイン霊気協会会長)から、「いろいろな系統のレイキ関係者が参加するので、臼井霊気療法の発祥や、臼井先生の実像など、基本的なところを話してほしい」というリクエストがあり、急きょ技法中心の内容を組み換えることになった。私の話のあと、百天さんが準備していたスライド(京都鞍馬・岐阜谷合・東京西方寺など)の上映と解説で、この日は終わった。

 9〜10日のマスター対象セミナーは、復習を含めて30名あまり参加。
スペイン在住者が中心だが、メキシコやアルゼンチンからも参加し、新たに23名の認定マスターが誕生した。これでチリやペルーなどを含むスペイン語圏の現代レイキマスターは、私が認定した人だけで200名を超えた。

 11日の朝、ホテルへ迎えに来てくれた木下さんと一緒に、マドリードのシャーマーティン駅へ向かう。
ここからパレンシアまでは特急列車で約1時間40分だが、駅からホテルまで車で約1時間かかる。交流会とセミナーで、パレンシアで開催されている 「現代レイキ実践者の研鑽会&交流会」の話をしたところ、関心を持ったアントニオ会長が、同行することになった。

 ホテルは、12世紀にキリスト教会として建造された石造りの建物ということで、中々重厚な趣きがあった。
現在はホテルとして使用されているが、客室の1室1室がすべて異なっているという。私が泊まった部屋は階段を上がってすぐの2階にあり、窓から美しい中庭が見下ろせるとともに、遠くの山並みが眺望できる位置にあった。
私が着いたのは午後2時前で、ちょうど昼食休憩に入るところだった。部屋でしばらく休み、さっと入浴してから皆さんの集まっている食堂に顔を出した。私のために席を作ってくれ、ワインを注いでくれたので多くの仲間と乾杯した。

 午後の部は4時すぎにスタートし、クリスタルを使用した霊気ヒーリングのデモンストレーションがあった。
そのあと夕食会があり、あちこちで楽しい交流が続いていた。 私はこのときになって初めて、日本から参加している人たちや、3月にイタリアで出会った人たちとの再会を果たすことが出来た。
 かなり遅い時間から、五戒をテーマにした音楽コンサートが始まり、日付が変わるころまで続けられた。

 翌朝は、朝の行事(自由参加のヨガなど)には加わらず、部屋でゆっくりと過ごした。
PCに向かって原稿を書いていたが、誘いに来てくれたので食堂へ行って朝食をとり、午前の行事は交流会が予定されていたので、会場に向かった。 ざっと見渡したところ、参加者は80名くらいと思われる。 

 何か話をしてほしいというので、申橋さんの通訳で、挨拶をかねて話をした。
それだけの積りだったが、このあとの行事を担当する申橋さんが、かなり疲れているように見受けられたので、私がリードして日本式の交流会を行った。日本式といっても特別なやり方ではなく、芦屋やNPO主催の各地交流会でやっているのと同じような手順なので、気軽に進めることが出来る。

 次の早朝、マドリード空港を後にするので、そろそろパレンシアを出発しなければならない。
記念に贈られた大粒のクリスタルを手にしながら、皆さんの見送りを受けて会場を後にした。今回参加した人たちの一部は、年末から年始にかけて日本を訪問することになっており、また4月の京都での行事に参加する人もいるので、再会できる予定である。



             


海外の日本人マスター

                                                         現代霊気ヒーリング協会