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URRI Denmark 2003 (シルケボーグ)

URRI 第5回ワークショップ & 関連行事(2)

3日間のワークショップ

9月19日(金)
himmelbjergetの頂上で「宇宙平安の祈り」を発信した後、近くのホテルで小休止し、迎えのバスでホテルScandicへ帰りました。行きは船旅でしたが、帰路は1時間弱のバス旅行です。ホテルへ帰ると、ギリギリに到着した人たちが待っていました。
部屋で着替えをし、ロビーでコーヒーを飲んで話し込んでいるうちに早くも夕刻となり、午後5時からワークショップの受付が始まりました。いよいよ午後7時から、第5回URRI(DENMARK 2003)の開幕です。

☆最初は、今回のホステス役を務めるUllaさんの開会挨拶。
(日ごろ雑談をしているときと違い、大学で化学の講義を持っている方だけに、堂々としたものです。)

☆3人の講師の紹介。

☆私から、参加者の皆さんへのメッセージ。(URRIがスタートした経過説明。過去4回のURRIワークショップを通じて、霊気療法発祥と臼井先生の真実、臼井霊気療法学会の存在など、海外に誤って伝えられていた情報の修正も進んだので、本年をもってしばらく海外訪問を休止したい。せっかく定着したレイキマスターの国際ネットワークなので、皆さんが中心になって、何らかの形で継続されることを希望する。)

☆私の主導で、「臼井先生当時の修養会」 を体験。現代霊気法マスター (私とUllaさん、彼女の養成したデンマークのマスターたち約10人) により、全員に霊授。

☆デイブキング氏による、臼井道のイントロダクション。
☆百天さんによる、光明レイキのイントロダクション。

この日の終了は午後10時過ぎとなり、皆さんとホテルのレストランで夕食をとって就寝しました。


9月20日(土)
この日のメインテーマは、「霊気療法の真実と、臼井先生の心」。 朝9時から午後6時まで、ときどき休憩を挟んで、私が終日受け持ちました(通訳は百天さん)。
☆午前(9:00〜13:00)は、伝統霊気療法の思想・システム・技法、臼井先生の真実などの解説。
☆午後(14:00〜18:00)は、新しい実践法としての現代霊気法の思想と、システムを紹介。

会場の雰囲気を一新し、午後7時から9時まで、著書「癒しの現代霊気法」デンマーク語版の出版記念会が行なわれました(翻訳者はUllaさん、出版はデンマーク大手のBORGEN出版社)。
あわせてUllaさんの生徒であり現代霊気法マスターでもある女性歌手Trille PalsgaardさんのCD発表会が行われ、新曲の披露もあって賑やかな雰囲気に満たされました。 Trilleさんは、Ullaさんの現代レイキスクールでマスター認定を
受けていますが、URRI終了後のマスター特別コースを受講しましたので、私の直接の生徒にあたります。各地への公演旅行が続きますが、レイキを学んでから音楽の世界で大きな進境が自覚されたそうです。会場には、レイキアライアンスのマスターが、お祝いに来てくれました。
  

                  
舞台でのTrilleさんと、著書のデンマーク語版

9月21日(日)
☆午前(9:00〜13:00)は、デイブキング氏(臼井道)、百天和尚(光明レイキ)のシステム紹介。
☆午後(14:00〜17:00)は、伝統霊気療法の主要技法と、現代霊気法の技法を全員で体験。


このあと、3人の講師による質疑応答を行う予定でしたが、ディブ氏が自分の持ち時間終了後顔を見せないため、そのまま質疑応答を行ない、参加者たちの多くの質問に答えました。
やがて顔を出したディブ氏にバトンタッチし、最後に庭園で記念撮影して、URRI DENMARK 2003はめでたく終了となりました。



ワークショップを終えて

ワークショップ終了後は自然解散となり、それぞれのスケジュールに合わせて帰途に着きますが、大半のマスターは、第2回URRI以来、恒例になっている「マスター対象のセミナー」に参加します。 これは自由参加の有料コースで、ワークショップへの参加申込と同時に、コースの受講申込をするものです。

われわれのスケジュールは、
☆22日(月)〜23日(火)、私の「現代霊気法マスター特別コース」
☆24日(水)〜25日(木)、百天さんの「光明レイキ・マスターレベル」
の2コースで、私のコースには再受講者を含めて約30人のマスターが参加されました。

百天さんのコースが終わりに近づいたとき、私も同席して皆さんと意見交換しました。
マスターたちから、今回をもってURRIが休止されることを惜しみ、近い将来の再開を期待する声が多数寄せられました。
私が休止を決意したのは、「外国語に翻訳された著書や、5回にわたるワークショップを通じて、私の伝えたいことが行き渡ったこと」「日本国内でレイキの健全な普及に力を注ぎたいこと」「私自身の向上に時間をとりたいこと」などを挙げました。

また、マスターたちから 「霊気療法や臼井先生について、これが真実だと未確認の主張をしている人がいるが、それとは無関係か」 という質問には、 「それも、休止を決意した理由の1つだ」 と答えました。
世界のレイキ関係者の中には、さまざまな主張をしている人たちがいます。 それは、その人たちの自由ですが、公の場で主張するからには、その根拠を可能な限り明らかにしなければなりません。

私は、それらの主張を否定も肯定もしませんが、日本発祥の霊気療法の真実を伝えるために、求められて海外を訪問し、多くのマスターたちに語りかける神聖な場に、(根拠を提示しないまま)異なった主張をする人を講師として招くことは、参加者たちに無用の混乱を与えることになります。(これは昨年からの企画で、多くの参加者から疑問の声が寄せられており、この流れを断ち切る必要があると判断しました)

ここは討論の場ではなく、私の本を読んだ人たちから「日本で伝えられている霊気療法の真実を、この本の著者から直接聞きたい」というマスターたちの要望に応えて、毎年開催されているものです。 それは、3日間の時間配分を見ても一目瞭然でしょう。(昨年は、彼らの本拠地がトロントなので、儀礼的に招待したのだろうと軽く考えていました。しかしそのグループは、昨年のURRI CANADA 2002のあと、失礼きわまりない、挑戦的なメッセージを送りつけてきました。 そして 「臼井霊気療法学会などに関心はないが、会長に教えてやりたいことがあるから、連絡先を教えろ」 と言うので、「あなた方を会長に紹介するのは、私の役割ではない」 と断わりました)

もし私に役割が与えられているのなら、すっきりした形で、再び海外を訪問する時期が来るかも知れません。URRIとは別に、数ヶ国から招きを受けていますが、ここ当分はどこへも出かける予定はありません。国内でレイキの健全普及と社会的認知の向上、自己向上への研鑽に努めたいと思っています。

海外には、今もレイキに関するさまざまな主張が存在しますが、それらの大部分は未検証のままです。
また、海外のマスターたちの目は、レイキ発祥の日本に向けられていますが、それにつけ込む形で、日本からニセ情報を発信する人がいるのを知って驚きました。奥伝を受けた人が神秘伝や師範を許されたと宣伝して受講者を集めるのもその類ですが、その意識は決して高いものではなく、そのような主張を始めた途端に、エネルギーが低下することを知らなければなりません。

ツボや掛け軸からレイキが出るなどと、宗教まがいの手法を取り入れるのも、困ったものです。レイキは宇宙エネルギーとして普遍的に存在するもので、それを受け取るのは意識向上によってであり、掛け軸などを通じてではありません。
そのような行為を批判したり、攻撃したりするのは私の役割ではありませんが、いくらレイキの社会認知向上を謳っても、レイキ関係者自身が怪しげな行為をしていては、中々成果は上りません。
デンマーク郊外の静寂を味わいながら、一入の感慨に浸りました。

26日(金)の昼前にホテルを出発、Ullaさんの車で3時間かけてコペンハーゲンへ到着。そこから、空路マドリッドへ向かいました。(マドリッドの情報は、つれづれの記を参照)
30日(火)の夜、ふたたびコペンハーゲンに帰り、チボリ公園近くのホテルに1泊して、10月1日(水)に出発、2日(木)の午後関空へ無事到着しました。

          



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