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URRI Denmark 2003 (シルケボーグ)

URRI 第5回ワークショップ & 関連行事(1)
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大阪〜ロンドン〜コペンハーゲン

「URRI DENMARK 2003」は、コペンハーゲン郊外の閑静な町「シルケボーグ」で開催されました。URRIのワークショップとしては、第5回目に当たります。

私と百天さんは、9月16日(火)正午、JALで関西空港を出発。ロンドンのヒースロー空港でスカンディナビア機に乗継ぎ、午後9時 (現地時間) 頃、コペンハーゲンに到着しました。
日本出発から、13時間かかったことになります。

迎えに来てくれたUllaさんの車で、空港から約15分のところにあるホテルにチェックインしたあと、チボリ公園に案内してもらいました。
「長旅で疲れていると思うが、今夜見ておかないと、URRIが終わってからでは見られない。北欧の冬は寒いので、22日(日)から来春まで6ヵ月間休園になる」ということなので、3人で夜の観光に出かけました。思ったほど寒くはなく、連日35℃を記録していた日本からみると、まさに天国に来た心地でした。

街中では、通行人と出会うのが少なかったのに比べて、この公園にコペンハーゲンの全人口が集まったのではないかと思われるくらい、多くの人で溢れていました。3人は、雄大な光のショーを心ゆくまで楽しみ、閉園ぎりぎりの午後10時にチボリを後にしました。
 チボリ公園の夜景 


コペンハーゲン〜シルケボーグ

翌日(9月17日)は、ホテルでゆっくり朝食をとったあと、Ullaさんの車でシルケボーグの町へ向かいました。高速道路 (時速110km) を通って約3時間 (汽車では4時間半) の道のりですが、どこまで行っても、車の左右に見えるのは、広々とした田園風景です。
デンマークの国土は、九州より少し大きい程度で、人口約530万人。そのうち約150万人が、首都のコペンハーゲンに住んでいます。
シルケボーグは、デンマークのほぼ中央に位置する美しい湖の町で、ここでの10日間は、まるでアンデルセンの童話の中に住んでいるような心地でした。

ホテルスカンディックは、大自然の傾斜地を生かした、別荘地かゴルフ場の中にあるホテルといった風情で、抜群の環境と静けさは、得がたいものでした。とくに、最奥の部屋を用意してくれたので、廊下を人が通ることもなく、テレビをつけなければ一日中、物音一つしないという環境は、思索や瞑想に最適でした。
窓の外は広々とした緑の庭園で、その先は林のある小高い丘に続いています。眼下の小さな池には、時間によってさまざまな水鳥の群れが飛来し、水を飲んだ後、しばし羽を休めてから飛び立って行きます。
この部屋を基点に、ホテル内の2つのレストラン、会議室、地下のサウナやプール、ロビーというのが、10日間の行動範囲のすべてでした。

ただ夕食には、Ullaさんが案内してくれて、他の参加者とともにダウンタウンのレストランに出かけました。車で20分くらいのところに綺麗な商店街があり、その中に様々なレストランがありますが、一般の店は午後6時で閉店になりますので、人通りはまったくありません。開いているのはレストランだけで、どの店もガランとしています。
法律で、商店の営業時間は午前9時から午後6時までと決められており、レストランは午後9時までとなっているそうです。デンマークの人たちは、夜間はほとんど外出せず、家庭内での団欒を楽しんでいるようです。
                 
 ホテルSCANDIC

シルケボーグのホテルに着いたのは、午後1時過ぎでした。
会場は美しく整えられていましたが、私たちが最初に到着したようで、ロビーには知った顔はありません。Ullaさんはこれからが本番なので、準備のため帰宅し、私たちはホテルの部屋で少憩して、旅の疲れを癒すことにしました。

テレビをつけたまま、安楽椅子の上で、いつの間にか眠っていたようです。
「ぼつぼつ、ロビーに出てみませんか」という百天さんからの電話で、時計を見ると午後6時をまわっていました。
ロビーへ出ると、到着した人たちでごった返していました。おなじみの顔は、アメリカのレベッカさん、オランダのカルさん、カナダのデイブさんなど。レベッカさんは昨年、「日本人になりたい」という派手なTシャツを着て参加しましたが、今回は「変な外人」と染め抜いたTシャツを着ていました。オランダ紳士のカルさんは、「現代霊気法師範 加留部羅夫」と縫い取りのある黒帯を首からかけていました。昨年に続き、イスラエルから参加したGur夫妻の顔も見えます。Gur夫人は、昨年は病気上りだったようで、車椅子で参加されたと記憶しています。パリから参加した、岡本昌美さんも到着していました。

明日は
、今日到着した人たちと日本庭園に行き、交流することになっていますが、大部分の参加者は明日の到着で、中には明後日のURRI開始直前に到着する人もいるようです。


◆日本庭園〜スカイマウンテン

9月18日(木)
朝食の後、バスで30〜40分のところにある日本庭園を訪問することになりました。日本から着いたばかりなのに、日本庭園訪問とは妙な気分ですが、日本を知らない参加者たちも多いので、日本発祥のレイキにちなんで訪問先を選定したのかも知れません。

日本庭園は、牧場を父親から引き継いだ現在の所有者が、何十年もかけて独りでコツコツと作り上げたもので、毎年日本各地の名園を訪ね歩いては材料を持ち帰り、設計も施工もすべて人手を借りずに自分で行い、現在もまだ未完成だそうです。ここでは、抹茶を楽しんだり、日本食を賞味することもできます。
ここで、昼前から夕方までの時間を過ごし、ホテルに帰ったところ、なじみの顔がさらに増えていました。

 日本庭園スナップ

9月19日(金)
夕方から、URRI Denmark 2003ワークショップが始まります。
朝食後、ホテルの会議室で、
デンマークで有名な哲学者であり神知学者でもあるSoeren Hauge氏による講演が行なわれました。テーマは 「自然の風景と人間性の核心に触れる-風形式寺院と精神的対話」
人体には、エネルギースポットとしてのチャクラが存在しますが、自然の地形にも、それぞれチャクラが存在しており、その場所に住む人は、チャクラの影響でさまざまな役割を担うことになるようです。
デンマークだけをみても、その中にすべてのチャクラが存在しますが、アジアにも、ヨーロッパにも、地球全体にもチャクラが存在します。日本は世界のハートチャクラとして、精神性を担うことになるようです。

講演の後は、ホテルからシルケボーグ湾までバスで行き、そこを遡ってHimmelbjergetへ至る船旅です。ここは、デンマークのハートチャクラにあたる小高い丘ですが、高い山のないデンマークではスカイマウンテンと呼んでいます。大したことはないと先頭を切って登り切りましたが、短いコースながら、鞍馬の本殿に至る登山道を思い出させるくらいの厳しい道でした。頂上は、帽子を吹き飛ばすくらいの強い風がありました。

ここで、ハートチャクラのエネルギーを味わった後、私の誘導で「太陽のエネルギートレーニング」を行い、続けて「宇宙平安の祈り」を世界に向けて発信しました。

 
 
                  シルケボーグ湾と丘の頂上の塔
          


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