Gendai Reiki Forum


つれづれの記(2007霜月)

芦ノ湖と富士(ちもさん撮影)
2007,11,1

 NPO法人現代レイキの会主催の合宿研修会が終わり、10月29日の夜、箱根から帰宅した。
今回は珍しく、家内と一緒に帰ってきた。といっても、ずっと一緒だったわけではない。最初の予定では、家内が25日から鎌倉へ行って27日の午前中に帰宅し、入れ違いに私が上京することになっていた。九官鳥がいるため、留守に出来るのは最長2日間である。阪神大震災直後から飼っているので、もう10年以上になるが、1度も病気をしたことはない。 しかし餌と水には、いつも気を使っている。餌は多めに作っておけば何とかなるが、水はそうはいかない。清潔好きで、一日に何度も水浴するので、汚れるのが早い。飲み水も必要だが、汚れた水には口をつけないので、常にきれいな水にしておく必要がある。そのため、あまり一緒に出かけることはなかったが、今回は長男のところに預けて、ゆっくりして来ようということになった。

 家内は予定どおり、25日に鎌倉へ行き、私は27日に上京した。
この日の関東は、台風20号の接近で暴風雨に見舞われていた。 その中を、日本レイキヒーリング関東協会 (仮称) の設立総会に21名の会員が参加し、午後6時から9時近くまで熱心に活動方針が討議された。 この協会は、病院や福祉施設などへのヒーリングボランティアを通じて、レイキの社会的認知と社会貢献を主目的としており、先輩である日本レイキヒーリング関西協会の姉妹団体として発足する予定だった。しかし、路線の違いから、両者は別々の道を歩むことになり、同じ名称を付すことが無意味となったので、「日本レイキ波動ヒーリング協会」の名称が採択された。

 路線の違いというのは、活動方針の違いであり、ヒーリングに対する受入れ側の期待度の相違でもある。
関西は公立病院のホスピスへのヒーリングが中心であるため 「心地よさ」 を提供することが主目的となり、関東は代替療法を導入している民間の医療法人が 「有効な治療法」 として期待されており、両者の考え方にギャップが発生した。いずれにしても本質的な相違ではなく、ヒーラー側は受入れ先の要望に応じて柔軟に対応すればよいことで、協力できないというものではないと思うが、できないのであれば無理をすることはないだろう。私は両者の顧問ということになっているので、必要に応じて、出来る範囲で協力することになる。
 懇親会は遅い時間からの開始となったが、20名近い参加者があり、皆さんとの会話を通じて、ヒーリングに対する情熱を実感した。翌日の予定があるので、早々にホテルへ引き上げる予定だったが、気がついてみると日付がいつの間にか変っていた。

 翌28日の朝、新幹線で小田原へ行き、駅前で家内と合流して、バスで箱根の桃源台(芦ノ湖畔)へ向かった。
ここで、家内は1人で箱根周辺の観光に行き、私は午後から「NPO法人現代レイキの会」主催の合宿研修会に参加した。 2日目が月曜日に当るため、参加者はそれほど多くなかったが、現代レイキの各技法について、その位置づけと目的について解説し、理解を深めていただいた。終了後は夕食時の懇親会に続き、大部屋に集まってのフリートークで、深夜まで笑い声が絶えなかった。

 明日(2日)は、私の72歳の誕生日であるが、午後から静岡へ行き、3日の現代レイキ交流会(NPO主催)に参加する。


2007,11,13

 2日(金)は、夕方西焼津に着くと、ポルトハウスの加藤さんが来てくれていて、そのままホテルへ直行した。
明日の交流会はこのホテルが会場になっており、駅まで徒歩6分程度と近いので、好都合である。チェックインを済ませて会場を確認し、ポルトハウスに行くと東京から五関さん夫妻が着いたところだった。五関夫妻とは、箱根で別れたばかりだった。加藤さん、五関さん夫妻、岬さんたちと居酒屋に行き、食事を始めたところに星さんと鈴木さんが到着。あらためて乾杯し、焼津の地で誕生日を祝っていただいた。

 翌3日(土)は朝食の後、フロントにあった付近の地図を片手に、散策に出かけた。
部屋で原稿書きをしたかったが、廊下にはベッドメークの女性たちの姿が見えるので、清掃の邪魔にならないようにと、外出することにしたのだった。
 思えば未知の場所で、目的もなく一人歩きをしたのは、2,002年9月に訪問したデンマーク以来のような気がする。
コペンハーゲンから車 (高速道路経由)で2時間半、列車で約3時間のところにあるシルケボーグという美しい土地のホテルに宿泊していたが、その日は私の出番が午後からだったので、朝食後に一人で散歩することにした。
 そのとき、約2時間半の散歩中に人の姿を見かけたのは2人だけだったので、「まるで、静けさを絵に描いたような土地だ」 と思った印象が残っている。

 約1時間半、付近を散策してホテルに帰ると、私の部屋の掃除がまだ終わっていない。
フロントの近くに、誰でも自由に使えるパソコンコーナーがあったので、そこでメールを送ったり、ネットサーフィンをしているうちに正午近くになった。

 レイキ体験会に参加していた人たちと一緒に昼食に行き、午後からの交流会に参加した。
芦屋の交流会と同じように、会場の広さに合せて参加者が集まっているという感じなので、思わず顔がほころんでくる。
空いている席に腰かけると、交流会が始まった。交流会のスケジュールは毎回ほとんど変らないが、参加者のひとことが楽しみである。地名はよく分からないが、各地から参加されていることが分かる。
 懇親会でも、いろいろな話を聞くことが出来た。以前、私がアドバイスしたことについての経過報告などもあり(その中には、はっきり記憶しているものもあれば、そうでないものもあるのだが)、興味は尽きない。 東京の癒しフェア参加を機にNPO会員も増加し、東京と静岡の距離が縮まっているように思われた。

 10日(土)〜11日(日)のセミナーが終了した。
初日は、芦屋市民センターの会場が取れないため、そこから徒歩1分の芦屋商工会館に変更した。 国道2号線を渡って直ぐ、という分かりやすいところにあるが、とんでもなく方向音痴の人もいるので安心はできない。やはり、間違った方向へ歩いたという人もいたが、定刻には問題なく全員が顔をそろえた。

 2日目は、市民センターの20名の部屋を確保していたが、再受講申込みが多くて定員オーバーとなった。
空室を再検索したところ、キャンセルになったばかりの30名定員の部屋 (別館) が見付かったので、急遽確保した。
今回は東京・千葉・名古屋・金沢・鳥取などから参加があり、セミナーの中でまた幾つかの気づきを与えていただいた。


2007,11,22

 18日(日)の芦屋交流会は、先月と同じ32名。新規参加者が8人で、これも先月と同じ人数だった。
少人数だったので、予定していなかったチャクラヒーリングを楽しむことが出来た。毎月のスケジュールにヒーリング体験を組み入れるには、20名から多くても30名までが望ましい。終了直前のレイキ回しが始まった時点で、田辺市の下田さん一行4名が加わった。
 12月の会場も40名の部屋だが、1月20日の交流会は珍しく大きな部屋が確保できた。

 現在、時間を見て、セミナーで使用するためのスライド制作にとりかかっている。
レベル1は、これから学ぼうとする人が対象なので、あれもこれもと伝えることが多い。またレベル3は、精神性向上への導入ステップなので、誤解のないように、臼井先生の心を伝えなければならない。そのため、それぞれのレベルに3時間を当てていても、30分から1時間程度延長になってしまう。これは、次のレベルの時間に食い込んでいるわけで、あまり好ましいことではない。

 そこで、パワー・ポイントなどのプレゼンテーション・ソフトを活用して、視覚化を図るとともに、ホワイトボードなどへ記入する時間を節約したいということで、作業を始めたわけだ。
 1月のセミナーから (できれば12月から) レベル1だけでも使用し、早い時期にレベル3もと考えているが、取りかかってみると意外に面倒で、遅々として進まない。

 ラフ (素案) の段階では、レベル1全体が10〜12枚程度に収まったものの、実際にスライドの原稿を作り始めたところ、伝えたいことが多くてどんどん膨らんでしまい、このまま行くとレベル1だけで40枚程度になりそうだ。必要にして十分なことを、効率的に伝えたいという意図から制作に取り組んでいるが、もしかするとセミナー時間を逆に増やしてしまうのではないかと危惧される。
 このような状況なので、いつ完成するか確約できないが、インターネットで注文した小型軽量のプロジェクターが、本日到着した。

 23日の朝上京し、夕方は元就出版社の浜社長と打合せ。
24日の関東交流会、25日の名古屋交流会に参加する。



                                      

 
         海外の日本人マスター

                                                        現代霊気ヒーリング協会