Gendai Reiki Forum


つれづれの記(2006神無月)



2006,10,7

 4日の夕方、トロントから帰国したが、急ぎのメール処理のためそのまま徹夜。
他にも処理したいことが山積していて、5日、6日の夜も睡眠2時間程度となった。カナダでのんびり静養したことの反動が来ている感じだが、疲れは全然なく、心身爽快である。海外で多忙なスケジュールに追われ、帰国してのんびりしていると、時差ぼけが中々回復しないが、今回はその心配はないようだ。
 これから静岡へ向かい、明日の日曜日は焼津での交流会、月曜日(祝日)は守山での滋賀交流会に参加するので、帰宅は月曜日の夜遅くになる予定。カナダの報告は、帰宅後にしたいと思っている。


  2006,10,16

 昨15日(日)は、芦屋での交流会だった。帰国してから、早くも10日を越えたことになる。
交流会には静岡、福岡、オーストラリアのマスターなどを含めて、56名が参加された。やはり初参加の方が多く、今回も20名を数えた。
 ここで、カナダに同行した百天さんと帰国後初めて出合ったが、互いに多忙で早い時の流れの中にいたせいか 「トロントへ行ったのは昨年のことだったような印象」 という点で一致していた。レイキの 「今日一日を大切に」 という思想から言えば、「過ぎ去ったことにとらわれず、淡々と自分の役割を果たして行けば良い」 ということになるのだろう。

 交流会は毎度おなじみのスケジュールだが、一方的な進行でなく皆さんの声に耳を傾けるため、発霊法は省略した。 最初に 「人数が多いので、できるだけ簡潔に」 とお願いしたためか、参加者の一言はテンポよく進んだが、リラックスした雰囲気の中で、ユーモアに溢れた話が多かった。
 犬、猫、亀などの動物や、植物にレイキした事例などの紹介があったが、末期がんと診断された猫にレイキを中継しているうちに、目の辺りから膿のようなものが多量に排泄され、すっかり健康を取り戻したという話もあった。

 交流会と言えば、帰国後まもなく焼津と滋賀守山の交流会に参加した。
焼津には、東京から森戸さんご夫妻が参加され、守山には大津の大徳さんと大阪の西原さんがサポートに駆けつけた。西原さんは数年前から大阪で現代レイキ実践会を主催されており、大徳さんは11月から琵琶湖畔で現代レイキ交流会を毎月開催されることになっている。
 それぞれの交流会に参加された方から、楽しかったという感想のメールを頂いた。

 芦屋交流会に参加した方から、「こんなブログを見つけました」 という連絡を頂いた。
ブログの主はよくわからないが、「読んでいるうちに電話がかかってきたので中断した。後でもう一度見ようと探してみたが見当たらなかった」 ということだった。
 内容は、芦屋交流会に参加したとき、隣に座った方に話しかけたところ 「私が習ったのは、現代レイキでなくウスイレイキでした」 と言われた。そこで 「現代レイキもウスイレイキですよ」 と説明し、○○レイキという名称であってもウスイレイキと無関係なものもあること、それがウスイレイキかどうかを見分ける基準は次の4つですと説明したという。
 @臼井先生を創始者としていること       Aヒーリング能力はエネルギー伝授によること 
 Bある段階でシンボルを取り入れていること  C伝授は対面であること

 この内容を私に伝えた方は、これ以上のコメントをつけていないが、Cは私がセミナーで伝えているこことと違っているということではないかと思う。
 私は、「C手当療法は入り口、精神性向上を目的としていること」 と解説しているが、このブログの主の考え方も間違ってはいない。最近、手軽にできるネットビジネスとして通信伝授 (遠隔伝授) も広まりつつあり、クレームに接することが多くなったので、私の新著にも 「臼井先生以来、レイキは人格の交流を通じて伝達するもので、遠隔伝授は臼井霊気療法学会も現代霊気ヒーリング協会も認めていない」 と書いている。
 「認められていないことをするなら、それはウスイレイキではない」 ということになるだろう。

 そこで、次回のセミナーから 「ウスイレイキであるための条件」 を、次の5項目にしようと思っている。
 @臼井先生を創始者としていること       Aヒーリング能力はエネルギー伝授によること 
 Bある段階でシンボルを取り入れていること  C伝授は対面で、伝授後のフォロー態勢があること
 D手当療法は入り口、精神性向上を目的としていること

 それと、もう一つ。
以前にも書いたが、「現代レイキマスター」 と 「ウスイレイキマスター」 を並べて表示すると、現代レイキはウスイレイキでないことになってしまう。
 「ウスイレイキ」 は固有名詞でなく、臼井先生の流れを引くレイキの一般名称 (総称) なので、並べて表示すると 「私はカラーテレビ1台と、東芝製カラーテレビを1台持っています」 というのと同様、変な表現になってしまうので、くれぐれもご注意を。


 ♪ 2006,10,26

 21、22日(日)のセミナーは、再受講の方が多かった。
とくに2日目のレベル3は、25名定員の部屋に27名が参加。当日の認定者を含めると、うち22名がマスターということになり、ちょっとしたマスター・フォロー会の趣きだった。最近、精神性向上をめざすステップであるレベル3に、繰り返し参加される方が増えて、心強く感じている。

 オーストラリアのマスターも2人、再受講に来られたが、そのうちの1人Karen Workmanさんは、GRNA(現代レイキ・ネットワーク・オーストラリア) の代表で、何度も来日されている。 オーストラリアの現代レイキマスターは、今のところあまり多くはないそうだが、彼女が中心になって来年9月下旬にシドニーで 「臼井霊気療法の原点や、日本のレイキを知る」 という主旨の国際行事が企画されている。


 カナダから帰国して20日余り過ぎたが、中々報告できないので、このままでは月が変ってしまう。そこで、帰国後すぐ 「現代レイキマスターのメーリングリスト」 にアップしたものを参考に、簡単に記載することにした。

 9月20日の午後、関空を出発してトロントに向かい、ここで2週間滞在して、10月4日の午後8時過ぎに帰宅した。
帰路は、トロント出発から関空到着まで18時間の長旅だったため、少し疲労感が残っているものの、気分・体調とも極めて好調。
 そのため、帰宅後すぐに急ぎのメールに返信しているうち、時間の経過をすっかり忘れてしまい、気がつくと5日の午後になっていた。

 トロントでは、ゆったりとしたスケジュールが組まれていたので、静かな日々が流れて行き、4年ぶりに雄大なナイヤガラ瀑布の飛沫を全身に浴びて、すっかりリフレッシュすることができた。
 連日降雨の予報だったが、滞在中は雨に見舞われることなく、帰路空港へ向かう車の中で、激しい降雨と雷鳴を眺めたのが印象的だった。


 トロントでの行事は、
・オープンセッション (レベル1以上の修了者なら誰でも参加できる公開講座)
・マスター特別セッション (マスター/ティーチャーなどの指導資格者だけが参加できるコース)
の2つで、前者は延約80名の参加だった。
 プログラムの内容は省略するが、オープンセッションは約3時間、多くの皆さんに楽しんでいただけたと思う。

 2日間にわたる 「マスター特別セッション」 に参加したレイキ指導者は約30名、このうち9名は私にとって孫マスターにあたる人たちで、目の色・肌の色・髪の色・体格などの異るマスターたちに囲まれて、一瞬不思議な感覚にとらわれた。
 しかし、いつの場合でも、国内海外を問わずレイキ関係者の集まりでは、まったく違和感を覚えたことがない。これは現代レイキ関係者の集まりだけではない。
 日本発祥のレイキの広まりを改めて確認するとともに、現代レイキが海外に受け入れられていることを実感した。



        
                                   


         海外の日本人マスター

                                                        現代霊気ヒーリング協会