Gendai Reiki Forum

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つれづれの記(2002年神無月)

                                   
 2002,10,25

URRI CANADA 2002ワークショップも、ようやく終わりました。外国の事情が何もわからないまま、求められる形で出発した3年前と異なり、今回は非常に実り多いカナダ訪問だったと感じています。
しかし、15日間留守にしている間に、すっかり溜まってしまったメールの整理や、返信などで時間に追われて、帰国の日から睡眠時間2〜3時間で頑張っていましたが、その間にも次々と新しい案件が入ってきて、中々処理し切れていません。
ホームページのURRI CANADA 2002のレポートも、不完全ながらようやくアップできました。

10/19〜20日のセミナーと、20日午後の交流会で一応の区切りとなりましたが、明日から千早赤阪村での楽鍼会(鍼灸師とレイキ関係者の1泊研修)、津山と山陰での行事、11月 2日から5日まで上京…と、国内旅行が続き、その後の予定も埋まってしまっているので、11月のセミナーは入れていません。
日程的にはハードですが、年内は(芦屋での交流会を除いて)私が主催する行事はないので、気軽に参加して、心から楽しんできたいと思っています。こんな感じで動きまわっているうちに、だんだん疲れも抜けて行くのだろうと思います。

20日の交流会で、百天さんが感想を発表しておられましたが、海外のレイキマスターたちは本当に真面目で、意識レベルの高い人たちが多いです。
もちろん、一部には怪しげな方向に走ったり、金儲け主義の人もいるでしょうが、大多数の人は真摯に癒しと霊性向上を追求しており、真実を見抜く目を持っています。
日本発祥のレイキということで、日本に対して一種の憧憬を感じてくれており、日本発信の情報を素直に受け入れようとする姿勢はありますが、それが誤魔化しや借り物であれば、シャットアウトする直観力を持っています。たとえ、臼井先生や林先生の伝承という権威付けをしたとしても、無条件で受け入れられることはありません。

海外のマスターたちは、伝統という名前には魅力を感じ、秘密の情報には興味を示します。しかし、本物を見抜く目は、「系統や技法や情報などを独占しようとする人」 「レイキを秘密や神秘のベールで包もうとする人」には、厳しい視線が向けられます。
それらは、臼井先生の「霊気療法を臼井家のものとせず、多くの人に公開して、喜びを共有したい」という意思に反するものだからです。

私が、海外で積極的にセミナーを開きたいと思えば、伝統霊気療法を売り物にするのが、一番効果的でしょう。しかし、私はその道を選んだことはありません。
私は、希望される方たちに、現代霊気法を伝えています。それが、高田はわよ先生の養成した22名のマスターたちから直接指導を受けた人に、受け入れられる時代になっているのです。

今回のURRI CANADA 2002では、レイキの大きな潮流を実感したことが、最大の収穫だったと感じています。


     


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