Gendai Reiki Forum

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つれづれの記(2003年葉月)

                                                          
 2003,8,16

今夏の異常気象は世界的規模で、熱波で死者が出る地域もあれば寒さに震えている地域もある。日本でも冷夏のため経済的な影響が多く、また農作物への影響も心配されているが、関西はここのところ雨続きである。

雨の中、これから楽鍼会(鍼灸師とレイキ関係者の一泊研修会)に向かうが、明日の午後は8月度現代レイキ交流会が開かれる。
芦屋での定期交流会は、スタート時から満6年を迎えるので、終ったあと同じ会場で簡単な懇親パーティーを予定している。ビールは冷えていないと飲めないので、センターのレストランから運んでもらい、それ以外の飲み物やつまみ類は、こちらで準備する。
氷や、冷えたワインなどは当日持参するとして、それ以外のものをスーパーで調達し、雨の中を車でセンターに運び込んだ。普段は満杯のコインロッカーが、期待どおり一個だけ空いていたので、ここに格納した。これで準備完了、安心して楽鍼会に参加することができる。


出発まぎわに、同じ芦屋でレイキを広めている風船の太田さんからメールが入ってきた。
用件は、アメリカのレベッカさんから、友達のレイコさんに「アメリカの心 日本レイキ協会」という文字を日本語で書いてもらい、HPに掲載したので、それを私にも伝えてほしいと連絡があったとのこと。

レベッカさんといえば、昨年のURRI CANADA 2002のレポートで
URRI参加メンバーではおなじみのレベッカさんや、クリスタルさんとも再会しました。レベッカさんは、白地に赤で 「日本人になりたい」 と染め抜いたTシャツで、私たちを和ませてくれました」 と紹介した楽しいマスターで、今年のデンマークでの再会を楽しみにしている。

そのレベッカさんと、クリスタルさんたちが中心になって、
HAJRS (Heart of America Japanese
Reiki Society)アメリカの心 日本レイキ協会というウスイレイキのグループをつくり、そのタイトルをレイコさんに日本文字で書いてもらったという知らせだった。
太田さんの解説によると、レベッカさんたちの住んでいるミズーリ州カンサスシティは、アメリカ中央部にあるのでアメリカのハートと呼ばれており、そこから 「ハート・オブ・アメリカ」をグループ名につけたらしいとのこと。
http://www.japanesereiki.net/index.html

サイトからHAJRS MEMBER PAGESをクリックすると、写真とメンバーの名前が現れたが、メンバーの殆どが、私のマスター特別コースに参加してくれた懐かしい人たちで、「つれづれの記−1月」の写真と同じ顔ぶれ(1人入れ替わっているが)だったので驚いた。

メンバーのうち、RebeccaさんとKarenさんは ご自身のウエブサイトを持っておられるので、訪問してみてください。メンバー紹介ページの下には、私と百天さんのウエブサイトにリンクが張られ、Do you read Japanese? と記載されていた。


 2003,8,20
太田さんが知らせてくれたHAJRSは、翻訳ソフトでHPを読んでみると、現代霊気法を中心としたグループだった。
概要は 「この協会は、日本のレイキテクニックを学び実行しているカンザスシティー地域のレイキ実践者の集いで、現代霊気法を学んだ人であれば、誰でも入会できます。入会するには現代霊気法を学んだ証明が必要ですが、それ以外の日本国内のレイキの系統(例えば、光明レイキ、ヴォルテックス、直伝霊気、レイドウレイキ等)を学んだ人も考慮されます」 ということのようだ。日本のレイキを学んだ人たちが、このような形で手をつなぐのは好ましい動きだと思う。


アメリカに続いて、ドイツのレイキ情報です。

ドイツは、アメリカと並んでレイキの盛んな国として知られているが、日本と同じく、いろいろな団体がそれぞれの考え方でレイキを広めており、統一されていない状態と言われる。

昨年から笠原浩子さん(新潟県出身)が、ドイツで現代霊気法の指導を始めたが、ヨーゼフ・ヒルガーさん(1988年にアライアンスでマスターを取得)が笠原さんからマスターコースを受講して以来、彼女と一緒に現代霊気法の普及に携わっている。
そのヨーゼフ・ヒルガーさんが中心になり、日本のJHRAと同様の、公益活動を目標にしたレイキの協会を立ち上げる準備をしていたが、このほど正式に設立されることになった。

協会名は、ドイツ語で BpG (Berufsvereinigung fuer psycho-soziale Gesundheitspflege e.V.) といい、日本語では「心理ソーシャルヘルスケア職業協会」。
レイキ中心の団体だが、レイキだけに限定せず、ホリスティックな健康法を行っている人(例えば気功、ヨガ、指圧、クリスタルヒーリング、チャクラワーク等)も入会対象にしようということで、協会名にレイキの名称をつけていない。当面は、レイキ関係者だけでスタートする。
 
設立の動機は、まず会員の身分保証。
ドイツの法律では医師、または国家試験に合格した治療師(合格率5%)のみに治療、療法行為が許されている。治療師資格を持たないレイキヒーラーが健康局から訴えられ、「療法ではなく リラックス法を行っている」と説明しても、裁判に勝つことができず、多額の罰金を支払うケースが多い。そこで、健康当局等に働きかけて、霊気実践者を法的に保護したいと考えている。この分野の専門弁護士を探し、協会の弁護士として依頼している。
会員を保護するための保険も検討中で、例えば、「ヒーリングを受けて体調が悪化し、うつ症状のため自殺も考 えるようになった」 と訴えを起こす人がある。これらのリスクをカバーするため保険会社に見積依頼中なので、保険料が決まり次第、それを含めて会費を決め、会員の募集を開始する。
 
二つ目の動機は、怪しいレイキマスターが多く、「セミナーを受け、アチューンメントを受けてもヒーリングができない」「騙された」 と苦情を訴える人が多くなり、霊気に対する不信感も高まっているので、人材育成、資格認定などの体制作りをしたい。
 
また、レイキが職業として認められるよう(例えば指圧師や美容師のように) 労働局、健康局に働きかけたい。労働局は各種通信教育の推薦も行っており、レイキの通信教育も入っているが、送ってきた教材で独習するだけで、アチューンメントも受けられない。今後、労働局に対し、レイキについての啓蒙活動も行いたい。
 
その他の目的は、日本のJHRAと共通している。
例えば、PR活動や調査研究、公的な研究機関との協力等を通して、レイキの健全な普及をはかり、レイキの認知度を高めること。
会員の活動サポート(健康局、マスメディア、健康保険等に対してのサポー ト)。社会貢献。病気の予防、心身の健康増進。セミナーやワークショップ、交流会、講演会、研究会、発表会等の提供など。
 
スタートしたばかりのBpGは、笠原浩子さんが初代会長に就任されることになった。
あわせて、私に名誉会長になってほしいということなので(ドイツには名誉顧問という名称はないとのことで)、笠原さんが心強いかと思い、名前だけながら就任を承諾した。
将来は日本のJHRAや、カナダのCRA(カナダレイキ協会)とも交流したいとのことなので、できれば橋渡しの役割を担いたいと思っている。
                    


                           


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